「10月の練習会は、ヒロコさんのご尽力により10月14日(土)は、中津谷で、
10月21日(土)は、小川川で行います。

中津谷の下流部は、渓相が変化に富んでおり実践を想定した練習に
もってこいの場所です。
また、シーズンオフの小川川で実釣形式の練習会が開かれることは、
画期的なことと思われます。

日時:10月14日(土)、9時集合

集合場所:吉和村、国道186導線から国道488号線に入り、約300m。
電光掲示板の道路情報が設置されているところ。
https://www.google.co.jp/maps/@34.47781,132.1181748,3a,75y,31.3h,84.53t/data=!3m6!1e1!3m4!1s3rbjkoSiHkg3nznNR7Wmfg!2e0!7i13312!8i6656

日時:10月21日(土)、9時集合

集合場所:小川川入り口、ゲート前

その他:キャスティングの練習会ということで、吉和漁協に許可をいただいていますので、
練習用にフックの先をカットしたフライを各自準備してください。
昼食、各自持参。
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写真は、庄内川本流、ブラインドで釣った魚。
ブラインドより、サイトやライズフィッシングのほうが難易度が高いと思われている
方も多いと思います。

サイトやライズフィッシングは、ゲームオーバーになった結果が確認できますが、
ブラインドでライズをしていない魚を釣る場合、不用意なキャストや間合いの取り方で
自分で気づかないうちにゲームオーバーにしてしまっている場合があります。
魚がいる場所を、正確に予測して、立ち位置を決め、フライを流す順番を考え、
水深により、どのくらいの距離を流すかを決めてキャストする必要があります。

そこそこの大場所で、ライズしていない場合、魚はたいてい沈んでいるので、
存在感のある大きめのフライで、魚がフライの存在に気づかなければいけません。
水深のあるところから、わざわざリスクを冒してまで食べてみたくなるような
フライでなければなりません。

ほぼ、まっすぐ上流にアップキャストで狙う場合、ティペットが伸びきった状態で流すと、
魚がフライに出た時、ティペットが魚の鼻先に当たって、フライが口にうまく入らない場合があります。
また、せっかく出たのに、フッキングが甘くてバレてしまうほとんどの原因は、フライラインの
たぐり寄せが遅いことです。
たぐり寄せが不十分なために、予想以上にスラックが入りすぎ、あわせが甘くなってしまいます。
「次は注意するので、今のは無かったことに」は、ヤマメの場合、まず通用しません。」

written by Sinzo Yamada