スクールにご参加されたお客様に伺う突撃体験レポ、今回は木本さんにお願いいたしました!

「2019渋谷スクール参加者の木本と申します。
スクールへの参加は今年で3回目になります。

私のフライ・フィッシングのスタイルは長らく中国山地の源流でのゴギ釣りが主でリーダー+ティペットは竿1本分。獲物を狙う豹の如く鬼ストーキング!ボウ&アロー・キャストを多用し、或いは狙うポイントまでの距離分のラインを引き出し、「エイヤっ!」と一振りで毛鉤を打ち込むといった釣り方です。

ある程度離れた距離をキャスティングで釣るのは楽しいし、気持ちいいことは分かっていました。ヤマメ釣りもやらなくはなかったのですが、どちらにしてもショートリーダーの釣りで、ドラッグがかかればハイおしまい。という釣りばかりでした。というか、それしかできませんでしたし、ドラッグを回避するテクニックなどありません。

実は、最初にスクール参加を勧められた4年前まで渋谷さんの存在をよく知りませんでしたし、LDLというシステムについては全く無知でした。

ある日、ささきつりぐの大女将ヒロコさんに
(ヒ)「あんた、渋谷さん知っとん?」
(私)「いえ、知りません・・・」

(ヒ)「今度スクールやるんよ。絶対エエけん参加しんさい!」
(私)「ハイ」

というやりとりがあり、渋谷スクールに参加し始めました。
スクールに参加するようになってからは、今まで見向きもしなかった本流域の釣りに挑戦するようになりました。まだまだ20ftを超える長~いシステムを使いこなすことはできませんが、9寸までの本流ヤマメを手にすることができました。現在の目標は本流尺ヤマメです!

本流に限らず、長いリーダー・ティペットを使用するとドラッグ・フリーで毛鉤を流せる距離、時間が確実に長くなり、必ず釣果に繋がると下手クソながら実感しております。

フライ・フィッシングを始めて25年以上、進歩のない私ですが50歳を前にして新たなフライ・フィッシングの世界が広がったとも言えましょう。

今回のスクールでは、個別指導の際に言われたとおりできない私の竿を取り上げた渋谷さんが本気で魚を釣ろうとここぞというポイントに何度も毛鉤を打ち込む様子を真横で見たのが衝撃的でした。「え!?なんでそうなるん???」というくらいにフライ・ラインを操るのです。

真横で見ていて分かったことは、要は手首の使い方と力の入れ方なんだと。
「あ、なるほど!」と感じるところはありましたが到底真似できません・・・

今回、指摘を受けたのは、思い出せば去年と同じこと・・・実に進歩のない男ですが、練習はキライなので実釣で意識していきたいと思います。

2018.4.16」Written by Kimoto